知覚過敏①~歯がしみる~

知覚過敏①~歯がしみる~

知覚過敏①~歯がしみる~

 なぜ知覚過敏が起こるのか 

歯がしみると感じたことはありますか?

その原因のひとつ「知覚過敏」といわれるこの症状は誰にでも起こりうる歯のトラブルです。歯ぐきが下がる・歯のエナメル質が磨耗するなどのいくつかのトラブルが原因となり徐々に悪化していくような歯の状態です。この知覚過敏症状は20歳から50歳までの人が最も多く患っています。知覚過敏症状は歯の内側にあるやわらかい「象牙質」が露出してしまうことで発生します。象牙質は歯の表面を覆うエナメル質の内側にある組織です。

 

 

「知覚過敏」といわれるこの症状は次のようなものが刺激となり発生することがあります。

●冷たい食べ物・飲み物

●熱い食べ物・飲み物

●甘いものや酸っぱい物

●冷たい空気

●歯みがき時のブラシ

 

これらのものが外部からの刺激となって露出した象牙質に触れてしまうと象牙細管を通って歯の内側の神経に伝わり、結果として瞬間的な鋭い痛みを感じるようになります。これが知覚過敏症状の痛みの特徴です。

 

知覚過敏の診断には、歯科医師の診察が必要です。お口のケアを改善していくことで、象牙質の露出を最小限に抑え、シミる痛みを予防できるかもしれません。少しでも歯に違和感を感じる場合は、ぜひ当院に御相談ください。